不器用だって、ある意味尖れる
スタジオユータムを開業するにあたり、
利用するスペースは、全て手作りでDIYしてみることにしました。
今、さらっとDIY、って言ってますが、、、
巷に溢れる「 Do it yourself 」してるイメージに自分が到達するまでには、
それは多くの時間と材料を無駄にしてきています。
電動工具を使えば容易にすむ作業はありますが、
高価なものが多いのもあって、なかなか手が出ません。
どうしたら手作業でも効率の良い、失敗の少ない工程で作業できるか、
試行錯誤を繰り返します。
そんな中、大きな問題に出会います。
実は、私は手先がとても不器用なのです。。。
失敗する度に、絶望的な気持ちに何度か襲われましたが
それでも向き合い、手先が不器用なりの作業法を、手探りで見つけていきました。
時間をかけ、不恰好だけれど、ひとつのDIY物ができた時の小さな達成感を得ると、
また次のDIY物に取りかかることを繰り返していきます。
次第にトライするDIY物のサイズも、段々と大きなものになっていきました。
達成感を重ね、プチ脳内麻薬が排出され集中力、構築力も上がり、
だんだんと作業スピードも速くなっていきます。
目が肥えてくると、前に作ったDIY物の改善点が見えてきて、改良を加えるようになり、
ついには全体の作業工程である「段取り」が身に付いていきました。
今でも豪華な電動工具はあまり使わずに、昔ながらの道具を使い、
地道なDIY道を突き進んでいますよ。
どうやら電動工具を駆使しての、尖ったDIYは自分には向いてなかったみたいです。
最初に話を戻しまして。
スタジオのアトリエはとても広いと言える部屋ではないので、
知恵を絞り、生徒さんが動きやすく、制作のしやすい動線を意識してDIYを進めました。
使いづらさを感じても、後に改良していけばいいのです。
こども達と立体制作を行う時には、
道具の使い方や、身体の使い方なども併せて指導していきます。
何より大きな怪我のないよう、制作のサポートを行いますので、
ゆっくりと焦らずチャレンジしていきましょう。
良かったらアトリエの様子も気軽に見に来てくださいね。
